The Open Book ── レモンサワー1杯と1冊を図書室で

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最近、ずっと気になっていたゴールデン街のレモンサワー専門店。

多くの友人からいろんな話を聞くので、行ってみようリストの上位に書き込んであった。

食通な友人夫婦からは、下北沢の「サーモン&トラウト」シェフ森枝幹さん(ジャーナリストの森枝卓士の息子さん)が、そのレモンサワーを手がけていることを聞いた。

新宿生まれ育ちの友人からは、ゴールデン街で愛された直木賞作家、田中小実昌の孫である現役大学生が土地を買ってレモンサワーの店をやっていると聞く。

ほかの友人からは、道端で「どっかで会ったことありますよね?」と言われて再会?知り合った友人がたまたま働いてて、音楽もいい感じだよということ。

なんだか、ストーリーが多く、引きの強いお店らしい。

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さっそく向かったのは、ゴールデン街の五番街。

この日は「The Open Book」という看板も何もなく、「田中」の表札だけが足元に置かれていた。

店に入ろうとすると、大学の先輩(現某ビストロのオーナー)が出てきて、バッタリ出会う。

やっぱり引きが強い。

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さっそく、入ってみると店内は若い人が多いが、2Fには年配の方もいてさまざまな客層で賑わっている。

店内1Fはカウンターのみで、立ち飲みです。背後は本棚になっているのだが、天井まで続く、2階吹き抜けの書架になっているのがカッコいい。こちらの本はそれぞれ、図書カードがついていて、貸出しが可能なのだそう。

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この店のアイコン的存在とも言えるのが、このランドルフィルター!

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ランドルフィルターとは、アメリカのDogfishブルワリーが開発したフィルターで、ビールにホップの風味や果実味をつけるために使われるものです。

ここでは焼酎にレモン風味をつけるために使われています。

ちなみに、レモンサワーというと、麦焼酎が一般的ですが、ここでは鹿児島の奄美黒糖焼酎で有名な弥生醸造所の「まんこい」を使用しているそう。

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ちなみにメニューが↑。キーマカレーのトーストも美味そうでした。

レモン風味をつけた黒糖焼酎に、さらにレモンフィルターをかけて、シロップを合わせて炭酸で割ると、できあがるのがこちら。

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美しいレモン色のレモンサワーです。

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居酒屋のレモンサワーだと、炭酸で喉にかきこむ感じですが、とっても清涼感のある喉越しで、レモンの芳醇な味や香りを楽しめる一杯でした。

この日は、森枝幹シェフが在店しており、限定メニューを提供されていたので、もちろん、そちらもいただきました。

それがこの「赤いレモンサワー」。

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リムのスノースタイルは、、、ゆかり?と炭の岩塩??

赤紫蘇で赤く染まったレモンサワーは、その酸味と甘味のバランスも秀逸でした。

赤紫蘇ジュースといえば、もともと赤紫蘇とその赤色を保つために、クエン酸をたっぷり混ぜるが定番。合わないわけがありません。

1000IMG_9251(カウンター内のキッチンの壁には、田中小実昌さんのお写真と『日本植物図鑑』が)

他にも何種類ものレモンサワーを出す店はありますが、一杯の究極のレモンサワーを、とことん追求している店はここが初めてです。そこがこのお店”らしさ”なのだなと感じました。

「THE OPEN BOOK」のコンセプトはどうやら、昔の図書室のように本と人が出会う場所のよう。

本を開く。出会いを開く。人生を開く。

開かれるのを待っている。

本も人も。

なるほど、だから図書室のように人が引き寄せられて集まる。

この店の引きの強さにも納得です。

THE OPEN BOOK
東京都新宿区歌舞伎町1-1-6
080-4112-0273

 

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