レニー・クラビッツの『Again』のPVの舞台になったキューバ料理カフェが代官山にオープン。
チェ・ゲバラやカストロが革命を企てたキューバの都市「ハバナ」にインスパイアされ、1997年にNYのNOLITA地区に1号店がオープン。創業者は起業家、Etsyの投資家として知られるSean Meenan。
場所はクラブ「AIR」の跡地、代官山氷川ビル1F。運営はサマソニなどを手がけるクリエイティブマンが行っている。同社の清水社長は、昔から本店の大ファンだったそう。
なんといっても、この店の名物は「グリルドコーン」。(写真は自分がNYで撮影したもの)新鮮なスイートコーンを焼き、マヨネーズ、チーズ&チリパウダーを振りかけたもの。食べる前にライムを搾ります。
「本店より美味しい!」というのが、率直な印象。
お店の方に聞いたら「グリルドコーンに使われるスイートコーンは、本来そこまでみずみずしくないほうが、グリルしてチーズとチリパウダーをかけたときにバランスが取れるんです」とのこと。
「でも、日本のとうもろこしは基本的なクオリティが高くて、基本的にみずみずしい。生で食べても甘い。だから、日本人の舌に馴染みやすく、本場より美味しく感じるのかもしれませんね?」。
日本産の美味すぎるとうもろこしで作る、グリルドコーン。本店の味を知る人もにもぜひ、試してほしいです。
(右上)クバーノサンドイッチ。クバーノは、TOKYOオリジナルのキューバんブレッドに、ハム、スイスチーズ、ピクルス、自家製ローストポークを挟んであります。
味の決め手になっているのは、マスタードの代わりにしようしたチポトレマヨネーズ!チポトレは、ハラペーニョを燻製にしたもの。
(右下)照り焼きチキン。こちらも日本オリジナルのメユー。特製ソースで焼いたチキンがとってもジューシー。ピリ辛なチポトレマヨネーズに、くし切りのたまねぎの食感と甘さが意外なアクセント。
デザートは、ペニエとピニャコラーダクリーム添え(手前と左奥)と、ブレッドプディング(後ろ)。
店内はキューバイエローとダイナミックなペイントで彩られて、異国に放り込まれた没入感満天です。
ちなみに自分が昨年NYを訪れた時に、NOLITA店を訪れました。(写真下)。TOKYOにしかないメニューも多いので、NY店にいったことがる人も、十分に楽しめそうです。
NYのグリルドコーンとの味の違いを比較してみるのも、おもしろいかも?