ランプの宿 青荷温泉── デジタルデトックスの旅、電気も電波もない宿へ

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最近の注目ワード「デジタルデトックス」。

FOMOやMOMOなどSNS病に苛まれる人が多い中、旅のはじめに携帯電話を回収するSNS断ちツアーが最近人気なんだとか。そんな中、先月期せずして、自分も「デジタルデトックスの旅」をすることに……。

行き先は、青森県の秘湯「ランプの宿 青荷温泉」。(実は 温泉ソムリエの資格を持っているにも、かかわらずなかなか最近温泉を回れていない)。

この温泉、タイトル通り電波もない、部屋にコンセントもない、明かりはガスランプのみという山奥にある秘湯なのだ。

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こんな時代に、携帯の電波が届かない地域があるとは、東京にいると想像しがたいですが、国内にもかかわらず、片道約7時間という山の奥。

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温泉までの行き方は、東京→新青森(東北新幹線)→弘前駅(JR奥羽本線)→黒石駅(弘南鉄道)→虹の湖(路線バス)→青荷温泉(送迎バス)

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朝10時過ぎに東京を出発しても到着時にはすでに夕方17時ごろ。

旅館の入り口から蒔ストーブと、天井から吊るされたガスランプが出迎えてくれる。すでに薄暗い。基本的にはセルフサービスなので、鍵を渡されたら自分で部屋へ。昔は鍵もなかったそう。

自分が訪れたのは3月だったので、まだ雪が残っていて、赤いガスランプが白にとても映える。この川沿いの木は桜のようだったので、春に訪れたらきっと綺麗なのでしょう。

今回泊まったのは本館川側の角部屋。部屋にはガスランプと石油ストーブが。夜もガスもランプは付けっぱなしだが、周囲があまりに暗いので、睡眠の妨げにはならない。むしろ本も読めないほど、、、暗い。

なんといっても、コンセントがない!携帯の充電はレセプションに頼むとしてくれます。

テレビもない、携帯もSNSもつながらない。日没後にできることは会話を楽しむこと、寝ることぐらい。8時には就寝。

昔の人はこうやって、日没、日の出に合わせて生きていたんだろうなと、とってもプリミティブ(原始的)な感覚を呼び覚まされました。

さて、夕食もランプの中での食事。食堂で宿泊客がずらーっと揃う中、ランプが灯されていますが、、、ちょっとした闇鍋気分。ご飯と味噌汁はセルフサービスです。

鮎の囲炉裏焼き。ただ、火元の数に限りがあるからか、提供されるときにはすでに冷たい。

もちろん主役は温泉。4種類の温泉があり、こちらが宿の本館前に建てられた「健六の湯」。完全な木造で、天井も高く広々とした空間、たっぷりあふれる湯量といい、長いしたくなる空間です。

もちろんここにもランプが。ランプが灯されるとまた、違う空間に。昼間と夜の顔が異なるのも、ランプの宿の魅力です。

川沿いの混浴露天もあります。時間指定でレディース専用に。

夜、入浴するとランプの灯りに照らされた、目隠しの屋根が内側から照らし出されて、なんとも美しいかったです。

また、滝を眺められる「滝見の湯」が、宿の敷地の一番奥にあります。

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宿泊時は寒かったため、露天はぬるすぎて温泉とは言えない温度でした。(入りましたが)。

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4つ目の湯は、最近新設されたという「ヒノキの湯」という内湯。残念ながら写真はないですが、コンパクトな空間にヒノキの香りが漂い、癒されます。

風呂上がりには、青森だけあって、原果汁!のリンゴジュース。

朝食も、食堂で。朝になるとやっと全景が見える。

朝食は、山菜の卵とじを、自分でつくっていただきます。


お米はつがるロマンを使っていて、ふんわり甘く、なんどもお代わりしてしまいました。

毎朝、ガスランプは回収され夕方になると、名物のガスランプ配布が始まります。50部くらいあるのでしょうか、大変な作業です。

その昔は、ガスランプさえなく、蛍の光や窓の雪で勉学に励んだと言いますが、、、。とても想像できないほど、都会に比べて夜が暗い!

2日目のお昼にいただいた蕎麦。イガメン(イカメンチ)そば。日帰りや、一泊だけのお客さんも多いですが、デジタルデトックスを堪能するなら、2泊をオススメです。

  

秘湯の温泉を目指した結果、「デジタルデトックス」を体験することができた今回の旅。

ただ、SNSがない、電波がないというのは、意外と平気なもので(といいながら、電波圏内にはいった途端、instagramをアップしまくりましたが)一番不安に感じたのは電気がないということ。なかなか貴重な体験でした。

ちなみにクレジットカードも使用できないので、宿泊される方は要注意です。
ぜひ、なかなか味わえない不便さを楽しんで!

ランプの宿 青荷温泉


青荷温泉旅館 / 黒石市その他)

夜総合点★★★★ 4.0

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