こなから ── 西でも東でもない、独創的な牡蠣おでん

投稿日:

 アメリカで結婚し、NYに住んでいる学生時代の先輩が、出張で日本に来るのでご飯を食べることに……。

「アメリカからくる観光客だと思って、おすすめのお店をお願い!」とのリクエスト。

最近のNYだと、たいてい和食は揃っているので、日本でしか食べられない和食となると、なかなか難しい。沖縄料理?蟹?鍋?と悩んだ結果、最終的におでんをチョイス。ミシュラン2015のビブグルマンにも選ばれた御茶ノ水こなから本店だ。

おでんというと東西で味付けが異なるが、九州出身で関西で修行を積んだご主人のおでんは、どちらとも少し違う。20年をかけて熟成させただし汁が、シンプルかつ上品な独自の味わいを生み出している。

鶏スパイシーつくねや、よもぎすいとん、梅がんも、サツ栗さんなど、どのメニューも食欲をそそる。なかでも注目したいのは冬限定の“かきおでん”。お吸い物のようにお椀で提供される。牡蠣のエキスと、優しいだし汁が交わり、まろやかに口に滑り込んでくる。

ご主人手作りこんにゃくの味噌田楽。“おでん”とはもともと味噌“田”楽から来ており、だし汁につけるものではなかったとか。

関東だと黒、関西風だと通常白いこんにゃくが一般的だが、卵黄を使っているというほんのり黄色いこんにゃくは、しゃくしゃくした食感でなんとも独創的。

東西のボーダーを越えて、20年以上独自のスタイルを貫き続けるこなからのおでん。アメリカから一時帰国した先輩にも楽しんでもらえたようだ。

こなから本店
03-3816-0997
東京都文京区湯島1-9-6

この店のアイコンでもあるひょうたん。大根がひょうたんの形に繰り抜かれて出て駅た。おでんを煮込む鍋もひょうたん型。

おまかせで出てきた5品。  

カウンター20席だけなので、要予約です。(新丸ビル店は40席)

紅茶梅酒など、おもしろいセレクションのお酒類もぜひ一緒に楽しみたい。
  三種の突き出し。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中